先日見てきました。


ミナモザ『彼らの敵』

演劇作品賞を受賞し再演を繰り返してきたそうでそのオリジナルメンバーによるラストシーズンとも言える公演

初めてのKAAT(神奈川芸術劇場)、その近所にある昨年の映像作りでお世話になった写真スタジオに顔を出すも、、不在。

間違えて神奈川県民ホールにも行き、笑


KAATの脇には幕末の外国人居留地の遺跡が!(ゆっくり見たい!)

何故か客席スッカスカなのに中央部にお客を集中させすぎていたのでこっそり脇にそれゆったり観劇させてもらっちゃいました(ごめんなさい)

序盤は自分の好みじゃない説明テンポ群像演劇(少ないキャストで色々な役やるやつ)で全く人間を感じず少し帰りたいなくらいだったのですが喫茶店のシーンからの加速度がすごかったです。

インダス川下り中に誘拐された日本人大学生3人のその後の実話の物語でした。

被害者の真実(現実)と報道する側の真実、それをひっくるめて演劇というフィルターを通して感動を伝えてくる、

” だまされないぞ ” と思いつつ後半は物語、といいますかその後大衆紙のカメラマンになった(報道)被害者男性に思いを馳せている自分がいました。

今年の2月末開幕ペナントレース『Romeo and Toilet』でご一緒した文学座の山森大輔さん(オープニングの群像シーンで電車の駅員さんを演じていたのですが、開幕〜の稽古の時に列車?の創作エチュードをやっていた時の事がフラッシュバックしてひとりで笑いが止まりませんでした。)、ワタナベカズキ監督作品でご一緒した青年団の菊池佳南さん(最初の画像の左下、ポスターの女性ですね、)も七変化ともいえる怪演を魅せてくれてました。

またいつかご一緒したい2人です。

早めに横浜ついたので開演まで大さん橋でノマドワーキング。フェリスの女(bambinoの劇中歌)が頭の中で流れてました、笑。