父の劇団、ドラマティック・カンパニー30周年記念にして最終公演『天晴』(脚本演出:堤泰之)の千秋楽公演を観劇しました。観劇はBキャストでAキャストはどうしても都合がつかなかったので配信で楽しみたいと思います。

演劇はその瞬間、空間の記憶。忘れられない時間を出演者さん、あたたかなお客さまと一緒に体感できました。客席でこんな幸せな気持ちになる事はもうそうないだろなぁ。じゃあ舞台上ではいつだったか思い返してみるとやはり堤泰之さん脚本演出の『bambino』の30数ステージをやり切った千秋楽だった(偶然にもそれは同じシアターサンモール)

関さんや堀本等さんが、人生の半分を劇団で〜とおっしゃっていて、そうか、自分も中学の頃からドラマティック・カンパニーを見ていたんだから、、、あらためてすごいなぁ、と。長年劇団に貢献し、しかしながら今回出演が叶わなかったメンバーの皆様のロビーでのお迎えの仕方、居方も素晴らしかったです。

キャストが皆チャーミングだったなぁ。もうその時点でなんでもOK、ずーっと観ていられる。ありがたい脚本を堤さんは書き下ろしてくださいました。ありがとうございました(25周年公演『湯花と鯉口』では自分は亀田旅館の跡取り息子の役をやらせていただきましたがそんな「亀田旅館」がセリフで出てきたのも嬉しかったです)

劇団を終えるにあたっては千秋楽後もまだまだする事はあると思いますがこれからは純粋にプレイヤーに専念しやすい環境を父は持てると思います。楽しんで客演出来る様益々健康には留意してほしいと思います(そして近年とても多方面に活動されている若手劇団員さんや研究生さんが多数いらっしゃいます。今後の活躍もとても楽しみです。(いつかご一緒したいですし))。

30年間お疲れ様でした、長年劇団を愛して支えてくださった多くのお客様、ありがとうございました!

ねてもねてもねむい。