2000年代の日本の現代劇を取り組むうえでその物語が東日本の震災の前か後かがとても重要に思えます。たとえ震災のセリフやシーンが無くても。

これからまた演劇が復活したらそれが『2020のコロナ』前なのか後なのか、後の場合その時期をどう乗り越えた人物なのかを考えないといけないと思います。

2009年の実験的な舞台『思い出回収』(脚本演出:御笠ノ忠次(:本来は出演も予定されていましたがインフルエンザにより全公演降板)以来舞台映像や短編中編映画でお世話になっているワタナベカズキ監督作で自分の出演した2作がこのようなご時世もあり【自粛期間限定無料公開】されているようです。

ビリーザキッド〜は東日本の震災の約1週間前、キメラガール〜は震災後に撮影されたものです。

「ビリーザキッドの最期の弾丸(2011/28min)

監督:ワタナベカズキ/脚本:御笠ノ忠次

https://vimeo.com/146863164

出演:伊藤栄之進/菊池佳南(青年団)/原将明

「キメラガールアンセム」(2013/30min)

監督:ワタナベカズキ/脚本:作者本介

https://vimeo.com/147928122

出演:伊神忠聡/カタヨセヒロシ/菊池佳南/菅原佳子/ほりかわひろき/武谷公­/竹尾一真