家に帰るまでが遠足だ、という言葉がありますが僕の長い長い旅はこの千秋楽の瞬間で終えた、そんなカーテンコールでした。

得体の知れない僕たちを観に来てくださったニューヨーカー、そして日本からいらしてくれた友人達にも感謝いたします。

全公演ほぼほぼ満席でしかも字幕に頼らずともリアクションがあったり、なによりもNYらしいなと思ったのが後席からスタンディングオベーションされていたのもとても嬉しかったです。(日本だと必ず立つ前列と全く立たない中列以降に分かれている気がします。)

終演後英語もろくすぽ話せないのに英語でひたすら感想を伝えてくれる人もいたりとにかくリアクションが上演中から新鮮で嬉しかったです。

今回の5回のカーテンコールのあのありがたい空気感。これが自分へのお土産です。)

『「すばらしいあした」はきょうという日をきれいごとだけていさいだけ整えて過ごしていては永久にやってこないっしょ。血にまみれ、あせやどろにまみれ、きずだらけになって、しかも他人にはきちがいあつかいをされるきょうという日があってこそ、あしたは、ほんとうのあしたは!』

((今作のセリフより))

徳を積み日々を重ね、健康で素敵な自分を目指して素晴らしい明日を迎えたいとおもいます。

この強烈で刺激的な作品にキャスティングしてくださったKPR/開幕ペナントレース主宰で脚色と演出の村井雄さん、共演(共に開幕ペナントレースメンバー)の髙崎拓郎さん、G.K masayuki さん、舞台監督の上田知さん映像クリエーターのワタナベカズキさん、国内でサポートしてくれた小林さん、そして献身的に僕らのパフォーマンスをサポートしてくださったジャパンソサエティのスタッフの方々、芸術監督の塩谷陽子さん。この出会いまで導いてくださった今までの全ての出会いに感謝します。

そしてこの公演をいちばん楽しみにしていて、でも観れなくて日本にいる妻にも感謝します。

1日のオフを過ごし月曜(日本時間でいう火曜)に帰国します。

旅の写真達は私のインスタやFacebook(アルバムを後日アップします)からお楽しみいただけたらとおもいます。

ありがとうございました!